鉄扇の逸話などを紹介しています。本日は鉄扇術に関してお話します。
鉄扇術は有名なため大変情報量が多いです。
今回は昭和12年刊行の武道範士教士錬士名鑑における記載をご紹介します。
出版:大日本武徳会本部雑誌部
大日本武徳会とは
武道の振興団体。 1895年4月桓武天皇平安遷都 1100年を記念し,「武道を奨励し,武徳を涵養し,国民の士気を振作する」ことを目的として京都に創設された。武徳祭演武大会の開催,武徳殿の造営,武道教員養成機関の設立などを通じて,武道の普及,奨励,指導にあたるかたわら,古武術および古武器の保存,文献資料の収集,図書編纂,機関誌『武徳』の発行,称号制度の確立,剣道,柔道の形の統一などを行い,武道の総本山となったが,第2次世界大戦中は総理大臣を会長とする陸軍,海軍,内務,厚生,文部の5省所管の政府外郭機関となった。 1946年 10月 31日に解散。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
錬士とは
① 柔剣道で、師範となる位。
② (錬士) 全日本剣道連盟が授与している称号の一つ。段位が五段に達した者のうち人格技量にすぐれ、剣道の指導・普及・発展に貢献した者に授与する称号。範士・教士につぐもの。五段授与後三年以上修業し、満二四歳以上の人と定められている。昭和二一年(一九四六)までは大日本武徳会が授与していた。
出典 精選版 日本国語大辞典
鉄扇の歴史は古く、様々な本に記載があります。
その中でも鉄扇術が武術のひとつとして確固たる地位を築いていることがわかる記載ですね。
あなたも鉄扇術錬士を目指してみませんか。
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