鉄扇のサイズ

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こちらでは各種鉄扇をサイズごとにご説明いたします。

親骨の長さ親骨の厚み鉄扇の厚み横幅開いた状態の幅重さ
総鉄扇324mm5mm30mm490mm1200g
鉄扇一尺303mm6mm25mm32mm500mm450g
鉄扇一尺 小骨鉄303mm6mm25mm32mm500mm
鉄扇一尺(長さ変更一尺一寸)333mm6mm25mm
鉄扇一尺(長さ変更八寸)240mm6mm25mm
祝儀鉄扇240mm3mm12mm18mm320mm150g
京風鉄扇290mm3mm19mm29mm490mm250g
個体差があります。鉄扇の厚み・開いた状態の幅・重さは個体差が大きいです。小骨の数や扇面の厚み、開き具合による。
品名大きさ重さ持ち歩き開きやすさ固定力鉄扇らしさ
総鉄扇××
鉄扇一尺
鉄扇一尺
小骨鉄
×
鉄扇一尺
八寸
祝儀鉄扇
京風鉄扇
大きさ:大きい順  重さ:重い順  持ち歩き:普段使いに適しているかどうか
開きやすさ:片手で開けられるか  固定力:開ききった時・閉じた時の状態をキープするかどうか
鉄扇らしさ:一目で鉄扇と見抜かれやすいかどうか

視覚的にわかりやすいようにA3の紙に置いた場合の大体の大きさのPDFファイルを追加しました。

少し歪んでいますが大きさが理解して貰いやすいかと思います。

モノクロ印刷でいいと思います。A3で印刷して下さい。

周りを切り落として手に持ち写真を撮ることで、自分に大きすぎないかどうか確認できます。

*印刷設定によって大きさが大きく異なる場合があります。ご注文の前に親骨の長さは必ずご確認下さい。総鉄扇は324mm・祝儀は240mm・京風鉄扇は290mm程度です。よろしくお願いします。

一般的な鉄扇の大きさ

一尺・一尺一寸・八寸がメインになります。

江戸時代によく使われていた尺貫法の単位で長さを表します。

一尺が303mm、一尺一寸が324mm、八寸が240mmです、(個体差があります)

舞扇子の通常の大きさは九寸五分ですが、男性向きは一回り大きい一尺です。

鉄扇はやはり男性的な物ですので男性サイズで作られたのではないかと思います。

鉄扇一尺は厚みがあり、武器っぽさを感じる大きさです。

また八寸は通常の扇子に近い大きさのため、扇面紙や小骨が手に入りやすかったのでしょう。

修繕においても八寸の方が「開閉をできる形式」に計算されていたよう見受けられます。

八寸は持ち歩きしやすく、日常使い向きに作られた鉄扇と言えます。

一尺 (30.3cm)

肘から手までぐらいのほどよい長さです。

鉄扇一尺は長さも重量感。まさに鉄扇といったかんじです。

一尺鉄扇は重さは約450g 小骨を鉄などに変更した場合は500gを超えます。

祝儀鉄扇の一尺は今のところ作っておりません。

総鉄扇は一尺七分です。一尺でもおつくりできますが、設計しなおしになるので料金が倍ぐらいかかる可能性があります。

八寸(24cm)

持ち歩きに便利なサイズといえば八寸です。

春吉では祝儀鉄扇と一尺鉄扇、京風鉄扇の八寸を取り扱っています。

祝儀鉄扇の重さは約150gです。

一尺鉄扇の八寸の画像はもうしばらくお待ちください。

一尺一寸(33.3cm)

一尺を10%長くしたものが一尺一寸です。歴史的な鉄扇でよくみられる長さです。

ちなみに修繕で持ち込まれる扇子は一尺一寸と八寸の場合が多いです。

単純に大きくするのではなく、かっこ悪くならないようにバランスをとって伸ばしています。

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