親骨の型は2種類の外枠(軍扇型・末広型)と3種類のフォルムで決まります。
こちらでは通称丸形・角型・角弐型と呼んでいます、親骨のフォルム型をご紹介します。
丸形(まるがた)

基本の丸形です。




丸いかまぼごに似た型です。
角型(かくがた)

丸形より鉄の厚みを意識して作られた角型です。

安っぽく見えないように仕上げるのが難しく、かつ丸形より工芸品として価値が低いため
角型で注文された場合、必ず親方から説得が入りまし、複数回確認をすることになっています。


角弐型(かくにがた)

手間がかかるためちょっと高い角弐型です。根強い人気があります。
かっこつけて角弐にしてますが普通に角2と書いてしまいがちです。すいません。

親骨に沿わずまっすぐ削るのが難しいと言ってました。
上部を切り落とすかどうか選ぶことが出来ます。特にご希望なければ切り落とさないことが多いです。
京風鉄扇(きょうふうてっせん)や祝儀鉄扇(しゅうぎてっせん)の場合は削れる部位が少ないため角弐風になります。