顔料を引いたり、箔を張るためのノリを引く道具を型といいます。
型は一度作ると変更・反転は出来ません。
ですが、例えば 藤を一房など一部分だけ使うことは出来る場合があります。
上のf033紅葉の型の場合はすべての柄がほぼ連続していますので、部分的に使うことは出来ません。
また、型は使うたびにセッティングや洗浄する必要があります。
このため既存型を使ったから安くオリジナル柄を製作できることはまれで、下地を変えただけでも高値になることが多いです。
これは型が大量生産に特化しているからでもあります。
1本だけオリジナルで製作したり、家紋入り扇子を作る場合は印刷や、顔料シートや箔シートを使うことが多いです。
シートは便利ですが厚みがあり、全面柄や両面に使うことが出来ません。
扇面紙は折りたたむため加工に制限があります。
ですので加工方法に関してはおまかせでお願いします。
こちらもご覧下さい。
コメント