地紙の上にできる加工をご紹介します。
型を使用した加工
型(かた)と呼ばれる平面にノリや顔料を一定量つける加工です。箔や顔料で使用します。
日の丸や文字などは手張りする場合もあります。
手張りは若干厚みが出来てしまうので片面向きの加工です。両面の場合は型を使用します。
家紋やロゴ、ワンポイントの柄、全面柄の型も制作することが出来ます。
天金・地金・天地金と言います。扇子の上部や下部にラインをいれる加工です。
こちらで所有している型を使用できますが、柄と一体感のある配置を希望される場合は、型を制作した方がよいでしょう。
このような柄を両妻と言います。金や銀でお入れします。型があります。
扇子の中に扇子があるような洒落た柄です。
また、紅葉や桜など、既存柄の型も使用することが出来ます。
下地の色を変更したり、箔を金から銀などに変更したりできます。
手作業での加工
一分金(一分銀)の場合は職人の手作業になります。天金より値がはります。
型を使用せずに手書きで柄を入れることもできます。安いわけでもないのでどうしても手書きが良い方はご相談下さい。
印刷
白地紙の上にプリンターで印刷をします。キラ引き加工との相性が良いです。
その他扇面紙の上や箔の上には印刷が出来ません。ご注意ください。
印刷の上にはその他加工をすることが出来ます。